コーヒーリーフティーは、コーヒーノキの葉を乾燥・焙煎して淹れる、爽やかで香ばしいハーブティーの一種です。
くせがなく、ほのかな甘みを感じるすっきりとした味わいが特徴で、ポリフェノールを多く含むほか、カフェインが、コーヒーに比べると少量であることが一般的です。
本記事では、コーヒーノキの葉っぱを、コーヒーリーフティーとして、おいしく飲むための工程を、詳しくまとめてみました。
もし興味があれば、ぜひ実際に試してみてください。想像していた以上においしくて、驚きますよ。
コーヒーノキの葉を有効活用できないか?
コーヒーノキ4株を花屋さんで購入して、現在(2026年2月)に至るまで5年半ほど育てています。
一般的には、5年くらいでコーヒーチェリーが収穫できるらしいのですが、育て方が良くないのか、未だ花も咲いてくれません。

この落ち葉が結構たまってきたので、なにか有効活用できないか?と色々と考えてみました。
興味があって、かつ簡単にできそうな、次の2つの案を実際に試してみたいと思います。
1.茶香炉を使って、その香りを楽しむ。
…こちらは、別の記事で詳しく紹介したいと思います。
2.乾燥・焙煎して、お茶(コーヒーリーフティー)として楽しむ。
…今回の記事で詳しく紹介します。
コーヒーリーフティーとは
コーヒーリーフティーは、コーヒーノキの葉を乾燥・焙煎して淹れる、爽やかで香ばしいハーブティーの一種です。
くせがなく、ほのかな甘みを感じるすっきりとした味わいが特徴で、抗酸化物質であるポリフェノールを多く含む(※1)ほか、カフェインの含有量が、コーヒーに比べると少量であることが一般的(※2)です。
※1:コーヒーノキの葉にはポリフェノール(特にクロロゲン酸などの抗酸化物質)が含まれていることが確認されています。
※2:カフェインの含有量が、抽出したカップ1杯あたりの量で比べると、コーヒーより少ない傾向にあります。
コーヒーリーフティー|その伝統と将来性

コーヒーの葉のお茶は、エチオピアやインドネシアなどコーヒーの生産地で、古くから親しまれてきました。
エチオピアでは「Kuti(コティー)」と呼ばれ、自家栽培の木は、枯れて落ちた葉を煎って使いますが、市場では葉を摘み取り天日で干したものが売られているそうです。
コーヒーノキの葉の収穫は、コーヒーチェリーの収穫期以外の時期にも可能なので、世界的なコーヒー価格の変動に左右されず、安定した収入源を求める農家の新たな選択肢として期待されます。
近年では「捨てられていた葉を活用する」というサステナブルな観点や、健康効果が期待されるポリフェノールを多く含むという健康志向の観点などから、日本でも注目されています。
コーヒーリーフティーの作り方

コーヒーノキの葉っぱを、コーヒーリーフティーとして、おいしく飲むための工程を、以下にまとめてみました。
注意:自家栽培の木であれば問題ありませんが、もし街路樹や公園の木などの場合は、除草剤や殺虫剤が散布されている可能性があるため、飲用は控えてください。
下準備(選別・洗浄と乾燥)

まずは、加工(焙煎)する前の下準備をしておきます。
1.選別 … カビが生えているものや、虫食いがひどいものは取り除きます。
2.洗浄 … 落ち葉には土や埃がついているため、表面の汚れを水で洗い流し、水気を拭き取ります。緑の生葉から作る場合は、ボウルに水を張って優しく押し洗いし、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取ります。
3.乾燥 … 湿ったままだと加工しにくいため、半日~丸一日ほど風通しの良い場所で陰干しし、パリッとした状態にします。
加工(焙煎)

乾燥した葉を、焙煎(ロースト)することで、お茶らしい芳醇な香りを引き出します。
画像のような茶色い落ち葉(自然乾燥したもの)は、緑の生葉から作るよりも香ばしく、ほうじ茶に近い味わいになるのが特徴です。

1.葉を1〜2cmくらいの大きさに手で揉み込んで砕きます。
… 葉の組織を壊すことで、成分がお湯に溶け出しやすくなります。
2.油を引いていないフライパンに入れ、弱火で加熱します。
… フライパンなどで弱火でじっくり乾煎りします。水分を完全に飛ばし、香ばしさを加えます。
3.葉を焦がさないよう、時々混ぜながら3〜5分ほど煎ります。
… この焙煎の強さの違いで、味が「ハーブティー寄り」か「ほうじ茶寄り」かが決まります。
まずは少量から試してみて、お好みの焙煎具合(深煎りにすると、よりスモーキーな味わいになります)を見つけてみてはいかがでしょうか?
4.香ばしい香りが立ち、色が少し濃くなったら、バットなどに広げて、完全に熱を取ります。

抽出方法(おいしい淹れ方)

焙煎した葉を急須やティーポットに入れ、熱湯を注いで3~5分ほど蒸らせば完成です。
今回のレシピ(抽出条件)
・ 葉の量:2~3g
・ お湯の量:150~200ml
・ お湯の温度:90~95℃(沸騰直後)
・ 抽出時間:3~5分

1.急須やティーポットに、焙煎した葉を入れます。

2.沸騰直後の熱湯を注ぎ、蓋をしてじっくり蒸らします。

3.好みの濃さになったら、茶こしで漉してカップに注ぎます。

出来上がりのカップ
見た目の水色は、とてもきれいです。
苦味や渋みもなく、紅茶やほうじ茶に近い、すっきりとした味わいで、後味にほのかな甘みもあります。
想像していた以上においしくて、驚きました。
味にくせがないので、アレンジとしてハチミツを加えたり、レモンを絞っても、おいしく飲めると思います。
まとめ
コーヒーリーフティーは、コーヒーノキの葉を乾燥・焙煎して淹れる、爽やかで香ばしいハーブティーの一種です。
くせがなく、ほのかな甘みを感じるすっきりとした味わいが特徴で、ポリフェノールを多く含むほか、カフェインが、コーヒーに比べると少量であることが一般的です。
今回の記事では、コーヒーノキの葉っぱを、コーヒーリーフティーとして、おいしく飲むための工程を、詳しくまとめてみました。
もし興味があれば、ぜひ実際に試してみてください。想像していた以上においしくて、驚きますよ。

