茶香炉とは、茶葉を熱することによって、ほのかに立ちのぼる香りを楽しむことができる香炉です。
本記事では、おすすめの茶葉や茶香炉の使い方、そして茶葉とコーヒーノキの葉、コーヒー粉や焙煎されたコーヒー豆を使って、実際に色々と試してみました。
茶香炉とは
茶香炉(ちゃこうろ)とは、茶葉などを熱することによって、ほのかに立ちのぼる香りを楽しむことができる香炉です。
その歴史は比較的新しく、1997年に愛知県の会社がアロマテラピーで用いるアロマポットにヒントを得て商品化したのが始まりだそうです。
香炉は上部に受け皿(茶皿)があり、そこに茶葉を乗せて使います。下からキャンドルなどで温めると、部屋中にお茶の香りが広がり、いやしの時間を演出してくれます。

部屋の照明を少し落として、香炉の小窓から漏れ出る灯りを楽しむキャンドルホルダー(燭台)としても、またインテリアとしても、茶香炉はとても人気があります。↓広告
茶香炉で使うのにおすすめの茶葉は?
基本的に、どんな茶葉でも使用可能です。緑茶やほうじ茶の茶葉を使用するのが一般的ですが、中国茶や紅茶、ハーブティーなどでも使用可能です。
茶香炉で使うのにおすすめは「茎茶」で、葉よりも焦げにくく、長時間じっくり香りを楽しめます。
また、お茶を一度淹れた後の「出がらし」の茶葉も、茶香炉で再利用することが可能です。
その際は、天日干しや電子レンジで水分を飛ばす、フライパンで軽く煎ったりするなどして、しっかりと乾燥させておくことがポイントです。
茶香炉を構成する3つのパーツ

(左)香炉本体:茶皿を支え、内部にキャンドルを置くための本体部分です。
(右上)茶皿(上皿):茶葉を乗せるための平らな皿です。
(右下)キャンドル皿:ティーライトキャンドルを乗せて、本体奥まで出し入れするための、取っ手付きの小さなトレイです。

茶香炉の使い方

茶香炉の使い方(手順)
1.風の影響を受けない平らな場所に香炉を置き、適量(約4g)の茶葉を上部の茶皿に乗せます。
…アルミホイル(弁当などで使うアルミカップ)を茶皿に敷き、その上に茶葉を乗せると、茶葉が焦げつくのを防げます。
2.キャンドルに火をつけて、香炉本体の中に入れます。
…5~10分で香りが出てきます。焦げ付かないように時々茶葉をかき混ぜながら様子を見ます。
3.香りがしなくなったら、キャンドルの火を消して茶葉を交換します。
…香りの持続時間(約30分~1時間)は茶葉の種類や量、火力によって異なりますが、香りが弱くなったり、茶葉が黒く焦げたりしたら交換の合図です。またキャンドルの残量によって、火力(炎の高さ)が違いますので、香りの強さも変わってきます。
…茶香炉で使用した後の茶葉は、お湯を注げば、ほうじ茶として飲むこともできます。茶葉が黒く焦げる前に火から下ろすのが、後で美味しく飲むためのポイントです。
注意事項
・燃えやすいものの近くで使用せず、就寝時やその場を離れる際には必ず火を消すこと。
・加熱中の茶香炉本体や上皿は非常に高温になるため、直接手で触れないようにすること。
・定期的に換気を行い、空気がこもらないように注意すること。
実際に試してみる|茶葉&コーヒーノキの葉

実際に、緑茶や茎ほうじ茶、コーヒーノキの葉を使って試してみました。

緑茶
いい香りです。
爽やかで、ほのかに甘い香りがしました。

茎ほうじ茶
いい香りです。
香ばしく、落ち着いた香りがしました。

コーヒーノキの葉
香り自体は悪くないのですが、ほんのわずかに香る程度でした。
検証結果
香りの強さ : 茎ほうじ茶 > 緑茶 > コーヒーの葉
実際に試してみる|コーヒー粉&焙煎された豆

茶葉以外にも、コーヒー粉や焙煎されたコーヒー豆を使って、試してみました。

コーヒー粉
ほのかにコーヒーらしい香りはするものの、思っていたほど香りはしませんでした。

焙煎されたコーヒー豆
コーヒー粉よりも、はっきりとコーヒーらしい香りがしますが、時間がたつにつれ、少し焦げ臭がまじってきました。
検証結果
香りの強さ : 焙煎されたコーヒー豆 > コーヒー粉
いずれにしても、コーヒーの香りについては、手鍋などでコーヒー生豆を焙煎した時の、あの何とも言えない香ばしい香りには、とうてい及びません。
コーヒーの手鍋焙煎のやり方については、別の記事で紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。↓こちらの記事
まとめ
茶香炉とは、茶葉を熱することによって、ほのかに立ちのぼる香りを楽しむことができる香炉です。
本記事では、おすすめの茶葉や茶香炉の使い方、そして茶葉とコーヒーノキの葉、コーヒー粉や焙煎されたコーヒー豆を使って、実際に色々と試してみました。
色々と試してみましたが、やはり「茶香炉」というだけあって、コーヒー粉やコーヒー焙煎豆より、茶葉(ほうじ茶や緑茶)のほうが、いい香りを楽しめる!というのが結論になるでしょうか。
もし興味があれば、ぜひ実際に試してみてください。


