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コーヒーのフードペアリング入門!相性抜群のスイーツ選びの基本

開業

コーヒーは、相性の良いスイーツやお菓子と組み合わせることで、新しい魅力や美味しさが引き出されます。
コーヒー豆の小売販売においても、スイーツやお菓子とのフードペアリング(マリアージュ)の提案は、お客さま単価を上げたり、リピーターを増やしたりするための非常に有効な手段になります。
この記事では、コーヒーのフードペアリング(マリアージュ)の基本から、焙煎度別に相性のよいスイーツやお菓子・和菓子の具体的な組み合わせまで、分かりやすく解説します。
まずは、お店で主力にしたいコーヒー豆をいくつか選び、それに合うスイーツやお菓子を自分なりに探してみてはいかがでしょうか。

コーヒーのフードペアリング(マリアージュ)

コーヒーの「フードペアリング」とは、コーヒーと食べ物(スイーツやお菓子)の相性を考えて組み合わせることです。
また、ワインの世界で使われる「マリアージュ」という言葉が、コーヒー業界にも広がり、近年ではカフェや焙煎所などでも注目されています。

マリアージュとペアリング

マリアージュ(mariage)は、フランス語で「結婚」を意味し、転じて「2つの異なる要素が調和し、より素晴らしい魅力や味を生み出している状態」を指します。
主にワインと料理の絶妙な組み合わせに使われますが、コーヒーや紅茶とケーキやお菓子など、あらゆる分野の組み合わせの妙を表現する際にも用いられる言葉です。

一方でペアリングは「組み合わせる」という行為自体を指し、マリアージュは「ペアリングによって新しい美味しさや魅力が生まれる」という結果に焦点を当てた、より深い関係性を指すことが多いようです。

フードペアリング(マリアージュ)を考える

ラピス
ラピス

コーヒーのフードペアリングやマリアージュと言っても、なにも難しく考える必要はありません。

例えば、まずは好みのコーヒーを決めてから、それに合うスイーツやお菓子を探してみる … いつも飲んでる深煎りのコーヒーに合うスイーツは? ⇒ ガトーショコラ(チョコレートケーキ)。

例えば、好みのスイーツやお菓子を選んでから、それに合うコーヒーを探してみる … このイチゴのショートケーキに合うコーヒーは? ⇒ 浅煎りのコーヒー。

ラピス
ラピス

本記事でこれから解説するような簡単なルール(合わせ方)を意識するだけで、誰でもプロと同じような組み合わせを作ることができます。

コーヒーの焙煎度と味わいの違い

コーヒーはその焙煎度によって味わいが大きく変わります。
この「焙煎度による味わいの違い」を押さえておくだけで「そのコーヒーに合うスイーツやお菓子」を選びやすくなります。

焙煎度味わいの特徴
浅煎り酸味が強く、フルーティーで軽やか。
中煎り~中深煎り酸味・苦味・コクのバランスが良い。
深煎り苦味とコクが強く、重厚。
コーヒーの焙煎度と味わいの特徴

コーヒーの焙煎度別!相性のよいスイーツやお菓子のペアリング

ラピス
ラピス

コーヒーの焙煎度合い(ロースト)別に、おすすめのスイーツやお菓子の具体的な組み合わせ(ペアリング)を紹介します。

浅煎りのコーヒー

浅煎りのエチオピアなど、フルーティーで明るい酸味のある浅煎りのコーヒーには、さわやかな味わいのスイーツやお菓子がよく合います。
浅煎りのコーヒーの酸味とフルーツの酸味が重なることで、すっきりとした後味になります。

おすすめのスイーツやお菓子
フルーツタルト、フルーツケーキ、ベリー系のショートケーキやムース、シフォンケーキ、ゼリー、ヨーグルトなど。

中煎り~中深煎りのコーヒー

中煎り~中深煎りのブラジルやコロンビアなど、酸味・苦味・コクのバランスが良い中煎り~中深煎りのコーヒーには、優しい甘さや香ばしさのあるスイーツやお菓子がよく合います。
迷ったらまずは中煎り~中深煎りのコーヒーで合わせてみましょう。酸味・苦味・コクのバランスが良く、どんなスイーツとも調和しやすいのが魅力です。

おすすめのスイーツやお菓子
カステラ、チーズケーキ、ロールケーキ、マドレーヌ、フィナンシェ、ワッフル、ドーナツ、クッキーなど。

深煎りのコーヒー

深煎りのマンデリンなど、しっかりとした苦味と重厚なコクがある深煎りのコーヒーには、甘味がくっきりしたスイーツやお菓子がよく合います。
濃厚な甘さを引き締める役割として、深煎りのコーヒーが活躍します。

おすすめのスイーツやお菓子
ガトーショコラ、チョコレートケーキ、ティラミス、キャラメルタルト、カヌレなど。

コーヒーと和菓子の相性

ラピス
ラピス

どら焼きや羊羹などの和菓子とコーヒーの相性はとても良く、近年とくに人気が高まっています。

コーヒーと和菓子のペアリング

焙煎度合う和菓子ポイントと相性の理由
浅煎り最中(白あん)、フルーツ大福(いちご、キウイなど)、葛餅・わらび餅など。浅煎りのコーヒーは味わいが繊細なので、甘さが控えめで軽い和菓子がよく合う。
明るい酸味と軽い甘さが調和し、爽やかさが引き立つ。
中煎り〜中深煎り最中(粒あん)、羊羹、どら焼き(三笠)、たい焼き、栗饅頭、みたらし団子など。中煎り〜中深煎りのコーヒーは最も守備範囲が広く、適度な甘さとコクのある和菓子と合わせることで、双方の良さが引き立つ。
深煎り濃厚な羊羹(練り羊羹や黒糖羊羹など)、どら焼き(バター入り・生クリーム入り)、黒糖まんじゅう、かりんとうなど。苦味の強い深煎りのコーヒーには、甘味がくっきりした濃厚な和菓子を合わせるのがポイント。
深煎りの強い苦味で、濃厚な甘さを引き締める。
コーヒーと和菓子の組み合わせ

ペアリングをさらに楽しむコツ

温度を合わせる … ホットコーヒーには、常温の羊羹やどら焼きを合わせ、アイスコーヒーには、水羊羹や冷やしたフルーツ大福を合わせることで、口馴染みがとても良くなります。

シーン別おすすめのペアリング

まったく同じ組み合わせでも、コーヒーを飲むシーンによって感じ方は変わります。
コーヒーを飲む時間帯やその時の気分に合わせて組み合わせを選ぶことで、コーヒーライフはさらに豊かになります。

飲むシーンおすすめのペアリングおすすめの理由
朝食浅煎りコーヒー × フルーツゼリーやヨーグルトなど。さっぱりとした酸味で1日のスタートに最適。
カフェタイム中煎り〜中深煎りコーヒー × 焼き菓子(フィナンシェやクッキー)など。香ばしさと甘さがコーヒーのコクと調和。
夜のリラックスタイム深煎り(デカフェ)コーヒー × チョコレートケーキやティラミスなど。落ち着いた苦味と濃厚な甘さで満足感のある組み合わせ。
シーン別おすすめのペアリング

まとめ「おすすめのペアリング一覧表」

最後に、コーヒーの焙煎度合い(ロースト)別に、おすすめのスイーツやお菓子・和菓子の具体的な組み合わせ(ペアリング)をまとめておきます。

焙煎度合うスイーツやお菓子合う和菓子
浅煎りフルーツタルト、フルーツケーキ、ベリー系のショートケーキやムース、シフォンケーキ、ゼリー、ヨーグルトなど。最中(白あん)、フルーツ大福(いちご、キウイなど)、葛餅・わらび餅など。
中煎り〜中深煎りカステラ、チーズケーキ、ロールケーキ、マドレーヌ、フィナンシェ、ワッフル、ドーナツ、クッキーなど。最中(粒あん)、羊羹、どら焼き(三笠)、たい焼き、栗饅頭、みたらし団子など。
深煎りガトーショコラ、チョコレートケーキ、ティラミス、キャラメルタルト、カヌレなど。濃厚な羊羹(練り羊羹や黒糖羊羹など)、どら焼き(バター入り・生クリーム入り)、黒糖まんじゅう、かりんとうなど。
コーヒーとスイーツやお菓子・和菓子の組み合わせ

コーヒーは、相性の良いスイーツやお菓子と組み合わせることで、新しい魅力や美味しさが引き出されます。
コーヒー豆の小売販売においても、スイーツやお菓子とのフードペアリング(マリアージュ)の提案は、お客さま単価を上げたり、リピーターを増やしたりするための非常に有効な手段になります。
まずは、お店で主力にしたいコーヒー豆をいくつか選び、それに合うスイーツやお菓子を自分なりに探してみてはいかがでしょうか。



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